前の部署にいた2年間は、とにかく肌荒れがひどく、年中ニキビだらけ。

しかも赤くなって芯が出なくて、なかなか治らんやつ。

それがまたでき始めた。


いろいろ仕事が立て込んで、毎晩終電、

そしてシフト勤務によるさらに不規則な生活。

食生活とか気をつけてはみても、

定期的に来ない休みにわりと身体は限界。

そして何より、日々少しも楽しい予定が入る隙のない余裕の無さ。

これが一番のストレスになってるらしい。


多めに見積もっても、今日はこの時間で帰ろう、とか。

18時上がりやけど、ちょっと手伝ったとして20時には出れるだろう、とか。

そういうのが一切、実現されない毎日の生活。

そこに必要に迫られた引っ越しが入り、

さらにスケジュールを圧迫するからなおさら。

余裕を持ってあれしよう、これしよう、の融通が効かない。

気付けばぐぐぐっと奥歯を噛み締め、

顎が疲れ、眉間のシワに縒れた化粧でそのストレスを知るに至る。

そんなこんなで、赤く突っ張って潰れてくれないニキビがのさばるわけで。

ろくにご飯も3食食べれず、絶妙な栄養バランスなのでしょう。


そんな中、上司のご家族に不幸があり、

急にいろんな案件を肩代わりすることに。

単純に業務量が二倍になり、立ち行かない自分の仕事。

処理能力の遅さに辟易すると同時に浮かんでくるのは、

これが本当にやりたいことなのか?

という自問自答。


会社を辞めたい、そう思ってるというよりも、

この仕事の真髄、本質を見失って、ただ偉くなるだけの人にはなりたくない、

という強い考え。

やりたいことを仕事にする、というのは決して、

やりたい業界、会社に就くことではない。

自分を通してどんな風に生活を成り立たせるか。

お金を、対価をいただけるか、ということ。

業種や社名に靡くようでは、それはやりたい仕事、じゃない。

やってると周りに思われたい姿、でしかない。


確かに今の会社は名も知れ、

憧れられる業種かもしれない。

でもそこで本当に生き残るには、それだけじゃない。

そして、本当にそこが生きるべきところなのか、

それを吟味する必要が不可欠。

それを吟味するのが今、という時期。


ニキビたちはその礎なのだろうか。

それともただのアクネ菌の集合体か。

いつになったら答えは出るのやら。

迷走中、かもしれません。なう。