今日、某通販会社のインターンに行ってきました。

家からたったひと駅というありえない高立地条件。笑

朝9時過ぎから16時までと丸一日でしたが、有意義な一日を過ごせたな、と。



この企業のインターンに行くと言うと、決まって周りは

「出版社じゃないやん、ここ、物流やん」

と言います。

はい、それはわかっています。

重々承知のことです。

でも、人事をしていた父親に聞いたこと。

『就職か、就社か、それをよく考えなさい』

セミナーに行ったり自己分析をしたりしながら、このことをよく考えてみた。

どう考えても、どう考え直しても、

『就職がしたい』

という考えは変わらなかった。

職業に就きたいのであって、会社に就きたいのではない、と。

だから、

『自分の納得できる仕事』

を探そうと思って就職活動をしてるわけなんです。


そこで、今まで持っていた

出版社

新聞社

広告代理店

という会社のくくりを消しました。

そして、

出版

編集

広告

という職のくくりに変えたわけです。

そこでヒットしたのが、インターンに行った会社でした。

もちろん、自分の気持にもヒットした会社。

ああ、こんな会社がこんな仕事を持ってたのか、

こんな会社がこんな仕事をしているのか、

そんな新しい発見もあって。

本当に行ってよかった。

地元に、こんな会社があったなんて、

調べてみて改めて気づくこともあるもんやなぁと思ってます。



私は、全く大企業志向じゃありません。

自分のしたい仕事ができるなら、どんな規模だってかまいません。

むしろ、どちらかというと小さい方がいい。

というか、従業員数の少ない会社がいい。

自分が自分として、しっかりと仕事ができる会社に行きたい。

自分が自分として、しっかりと仕事ができる職業に就きたい。

だから、この会社に今興味を持っています。

職業だけじゃなく、経営理念や企業体制にも興味を持っています。

だから、この会社にエントリーすることにしたんです。

『就職』するために。



就活を初めて、いかに自分がイメージで社会を判断していたのか、

ということに気付きました。

確信もないのに、想像だけで業界をわかった気になっていました。

自己分析や業界研究を続けてみて、

自分に合う、という本当の意味が少しわかってきた気がします。

ただ職種や会社のネームバリューに現れるだけでない、

企業の持つ「現実」をしっかり見たい。

だからこそ、今までの既成概念を取り払っていきたい。

そのためにも、業界やジャンルにとらわれることなく、

自分のしっかり働ける場所を探していこうと思っています。

見てもないのに見た気になって切り捨てるなんて、

自らのチャンスをみすみす潰すようなものだ、と

今ちょっと気づけたことがうれしかった。




インターンに言った企業は、採用人数は毎年10人程度。

エントリー数は約5000、倍率は実に500倍。

それでも挑戦する価値はあるし、挑戦したいと今、思えてる。

地元での就職もうれしいし、何より自分がしっかり働けそうな場所が見つかった、

そのことがうれしくて。

たとえ希望する部署に配属されなかったとしても、

しっかりと自分を迷うことなく仕事ができる場所、

それを見つけることができたかもしれない、という気持ちで。




だから私は、むやみやたらにセミナーに参加したりはしません。

希望する職種はもう見つかっているし、

焦りからの膨大な情報は混乱を招くだけやと思ってますから…

どうしても流されがちなこの時期、どうしても流されたくない。

自分に必要な情報をしっかりと持って、

他人の付き合いなんかで就活をしたくない。

実際、私の友達でも一人で就活できない子はいる。

誰かと一緒じゃないとセミナーに参加しなかったり、

セミナー参加企業を友達に合わせたり。

その子はそれでいいと思うし、好きにしたらかまわないと思う。

冷たい意味ではなく。

ただ、私はそれに流されるような生き方はしたくなくて。

来年はどうなってるやんろう、って思って不安にもなるけど、

自分の思う道をひたすらに歩いていきたいと思う。

だからこそ、自分の道をしっかり見つめてた歩き方がしたい。

無理せず、道には迷わず。

そういう就活をしたい。

win winだとか、そういったことは考えてない。

ただ、しっかりと『就職』をするために、

自分のできることはしっかりしたい。

だからこそ、迷ってる時間はないんです。



インターンのまとめをするつもりが、なんか所信表明になってしまった…

言った以上、やりまっせ。


インターン全体の総括は、またの機会に…

では、おやすみなさい。